大口径標準ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 19:51 UTC 版)
「標準レンズ」の記事における「大口径標準ズームレンズ」の解説
一般に開放F値がF2.8より明るいズームレンズのことを「大口径ズームレンズ」と呼ぶことがあり、標準ズームの場合「大口径標準ズームレンズ」という。なお以下は大口径ズームレンズ一般に言える話で、大口径「標準」ズームの話は特に無い。一般にズームレンズは特に望遠側が暗くなりがちであるが、そこを望遠端でF2.8(以上)とするのが難しい所であり、俗に「2.8通し」などともいう。設計製造技術が向上しズーム比が大きくなっている近年でも、このクラスでは3倍前後のものが多い。大口径で重いため取り回しは悪く、かつ次で述べる高倍率ズームと違い「これ1本」というレンズにもできない。また、いきおい、設計も製造も難しいため高価であり、プロはともかく一般の購入者は「ハイアマチュア」等と自己規定する向きがある。
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