大伴神社 (佐久市望月)とは? わかりやすく解説

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大伴神社 (佐久市望月)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 09:11 UTC 版)

大伴神社
所在地 長野県佐久市望月字御桐谷227
位置 北緯36度15分59.8秒 東経138度21分36.5秒 / 北緯36.266611度 東経138.360139度 / 36.266611; 138.360139 (大伴神社 (佐久市望月))座標: 北緯36度15分59.8秒 東経138度21分36.5秒 / 北緯36.266611度 東経138.360139度 / 36.266611; 138.360139 (大伴神社 (佐久市望月))
主祭神 天忍日命天道根命月読命
社格 式内社
創建 伝・景行天皇40年
本殿の様式 春日造
地図
大伴神社
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大伴神社(おおともじんじゃ)は、長野県佐久市にある神社。『延喜式神名帳』にも名前が見える式内社

概要

社伝によれば、景行天皇40年に、大伴武日(現在の祭神は天忍日命)が馬に乗って当地に降臨し、鎮座したのが始まりと伝わる[1]

また、月読命が大海原から竜馬に乗って四方の河渓を見て回り、千曲川を遡って当地へ鎮座したという伝承もある[2]

大宝年間に、諸国に牧場(官牧) が設定され、千曲川鹿曲川に境した700乃至800メートルの高原台地が朝廷直轄の牧場となり、「望月牧」となった。これを維持、管理する牧監が、この地に土着して一大豪族となった大伴氏を祖とする望月氏ママ〕の人物から任命され、長倉牧・塩野牧の長官をも望月氏が兼任したという。望月の牧は都にも名を馳せており、紀貫之も「逢坂の関の清水に影見えていまや曳くらむもちづきの駒」という歌を残している[1]

脚注

  1. ^ a b 式内社研究会『式内社調査報告書 第十三・十四巻』(皇学館大学出版部)
  2. ^ 北條勝貴「松尾大社における市杵嶋姫命の鎮座について」『国立歴史民俗博物館研究報告 第72集』(1997年3月)

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