大きさの基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 08:10 UTC 版)
この乳切棒を含め、標準的な長さの単位では以下の体の長さが基準となる。中途半端に長かったりすると、逆に使い辛いこともある。 手の平の中指先端から手首の手前まで 手に握った際に先端が飛び出す長さ。突いたり腕を打ち下ろして用いる。 手からひじまでの長さ 手に持ったり、手首にあてがったりして用いる・手に持ったまま、自由に向きを変えやすいほか、相手からの攻撃を受け止めやすい。特に防御に向く大きさであると同時に、攻撃範囲が比較的広く、突く・打つ・払う・からめるといった、様々な技に用いやすい。 腕全体の長さ 比較的取り回しに技術を要するが、相手の攻撃をなぎ払ったり、攻撃を避けて打ち込む際の攻撃到達距離を飛躍的に伸ばす。技量次第では、前後左右上下の全方向をカバーすることができる。 かかとから腰までの高さ 腕全体の長さの物にほぼ準じるが、特に振り回す種類の物に向く長さで、打ちすえたり払ったりすることができるが、取り回しにやや難があり、複数を相手にする場合は注意が必要となる。 かかとから乳首までの高さ 広範囲を攻撃しやすい他、守りにも転じやすい。しかし防御にすきができやすく、複数を相手にするのには、相当の技量を必要とする。 身長よりやや高い程度(俗にいう「六尺(180cm)」) 突いたり打ったりなぎ払ったりといった動作を行いやすいが、反面取り回しが大振りになる。このため、攻撃も防御も散発的になりやすいため、攻撃範囲の広さを利用して、相手を近付けないようにして用いる。大型であるため、扱いが難しく、また疲れやすい。狭い場所では絶望的に扱い難い。
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