夜間滞泊の場所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 22:12 UTC 版)
基本的に、最終・始発列車の発着駅で行われ、構内の広い駅では留置線などの側線を使うこともある。また、車両基地所在駅では基地で滞泊することが多い。 構内の狭い駅や無人駅など、設備が整っていない駅が最終・始発の場合は、車両基地・留置線・乗務員宿泊所のある駅まで回送して留置されることがある。夜間滞泊の開始は深夜であることが多いが、運用によっては午前中でその日の運用が終わり、そのまま滞泊することもある。また、平日と土曜・休日ダイヤで滞泊する時間が異なる場合もある。 都市部の鉄道では午前の運用を終えて夕方まで休むことが多く、これは「留置」扱いとなる。 第三セクター鉄道は、車両基地のある駅を中心としてダイヤを組むことが多く、夜間滞泊も車両基地のある駅で行うことが多い。 他社線と直通運転を行っている鉄道事業者の場合、自社の駅や車両基地へ戻ってきて当日の運用を終了することが多いが、乗り入れ相手先の駅や車両基地で当日の運用を終了しそのまま夜間滞泊を行う場合もある。これを外泊運用という。
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