多鎖重合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/29 23:18 UTC 版)
官能性が3のモノマーは重合に関与しうる3つの官能基を持つ。これによりポリマーは分枝を持つことになり、究極的には架橋大規模構造を形成する。3次元ネットワークが生じる点はゲル化点(英語版)として知られ、粘度の急激な変化により知ることができる。 より一般に、官能性指数 fav をモノマー単位ごとの平均官能基数として定義される。重合開始時点で N0 個の分枝を含み、官能基AとBが同数存在する系では、官能基の総数は N0fav となる。 f a v = ∑ N i ⋅ f i ∑ N i {\displaystyle f_{av}={\frac {\sum N_{i}\cdot f_{i}}{\sum N_{i}}}} x n = 2 2 − p f a v {\displaystyle x_{n}={\frac {2}{2-pf_{av}}}} ここで p は 2 ( N 0 − N ) N 0 ⋅ f a v {\displaystyle {\frac {2(N_{0}-N)}{N_{0}\cdot f_{av}}}}
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