多牌と少牌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:32 UTC 版)
麻雀においては、各プレイヤーは13枚の手牌を持ち、順番に山から牌を1枚自摸し、不要な牌1枚を捨てる行為を繰り返す。手順通りゲームを進めている間は13枚のままだが、手順を誤る事によって手牌が14枚以上、12枚以下となることがある。普通は自己申告をする必要はないが、不正が疑われる可能性もある(特に多牌)。 多牌(ターハイ) 手牌が所定の枚数よりも多い状態。罰符かアガリ放棄のどちらかが適用される。多牌の原因としては、自摸の後不要牌を捨てる行為を忘れるなどのことが挙げられる。多牌を犯したプレイヤーについては、その局はアガリ放棄の罰則が課されるが、不正の疑いもあるため、罰符とするケースもある。配牌の後に誤って親がツモってしまうことで発生することもある。 少牌(ショウハイ) 手牌が所定の枚数よりも少ない状態。通常は、アガリ放棄が適用される。少牌の原因としては、自摸を忘れて不要牌を捨てるなどのことが挙げられる。少牌を犯したプレイヤーについては、その局はアガリ放棄の罰則が課される。 自動配牌型全自動卓においては、親が第一ツモを取り忘れて少牌が発生するトラブルが稀にある。これについてはこちらを参照。 当然ながら、どちらの場合も発覚してから無理矢理枚数を合わせたりしてはならない。
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