外部 (位相空間論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/14 02:32 UTC 版)
位相空間論において位相空間 X の部分集合 S の外部(がいぶ、英: exterior)とは、 その補集合 Sc の内部 (Sc)i のことである。これを記号 Se で表す[1]。また集合 S の閉包 Sa の補集合 (Sa)c と定義してもよい[1]。
外部 Se に属する点を集合 S の外点(がいてん、英: exterior point)と呼ぶ。
外部作用素は以下の性質(公理)を満たし、集合に位相を与える方法として採用することもできる[2]。
- ∅e = X
- Se ⊆ Sc
- Se = ((Se)c)e
- (S ∪ T)e =Se ∩ Te
特徴
脚注
- ^ a b Steen & Seebach 1995, p. 7.
- ^ Pervin 1964, p. 44.
参考文献
- Pervin, William J. (1964). Foundations of General Topology. Academic Press Textbooks in Mathematics. Academic Press. MR 0165477. Zbl 0117.39701 .
- Steen, Lynn Arthur; Seebach, J. Arthur, Jr. (1995) [1978]. Counterexamples in Topology. Dover. ISBN 0-486-68735-X. MR 1382863. Zbl 1245.54001 .
関連項目
「外部 (位相空間論)」の例文・使い方・用例・文例
- 外部による調査
- 外部の弁護士
- 外部の者の立入りを禁ず
- 食料は外部から供給された
- C言語では外部変数がグローバル変数の性格を持つ
- 要介護者の場合は、外部の介護保険サービスの利用が出来ます
- 周辺機器の外部制御が可能だ
- 彼が山田ゼミに、外部講師の先生を招きました
- 当社が資料発送業務を外部の業者に委託します
- 弊社は本サービスの業務を外部の専門会社に委託します
- 要求水準を満たしているか否かを外部機関が評価する
- 外部の一部を切り取って描いた車の絵
- 外部の一部を切り取った図を用いて説明する
- その科学者は外部原形質の研究をしている。
- 外部の人はこの建物への立ち入りが禁止されています。
- 新規事業に向けて最適な人材を外部調達する
- 市場外部要因には、政局や景気動向があります。
- われわれは、外部環境の変化に応じて戦略を変更して行かなくてはならない。
- 事業特性を見極めるには、外部環境と内部環境の両方を考慮に入れなくてはならない。
- 外部の顧客だけでなく、他部門などの内部顧客も重視する必要がある。
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