外部コマンド
【英】external command
外部コマンドとは、MS-DOSなどのOSで用いられるコマンドのうち、OSに組み込まれていないコマンドのことである。
外部コマンドは、MS-DOSでいつでも実行できる内部コマンドとは異なり、必要な時だけに呼び出して用いる形式が取られる。外部コマンドを実行するには、その時点で使っているディレクトリ(カレントディレクトリ)やパスが設定されたディレクトリに、当の外部コマンドに対応するプログラムファイルが存在する必要がある。
外部コマンドは補助記憶装置にファイルとして保存されており、ユーザーによる呼び出しに応じて実行される。
MS-DOSにおける外部コマンドの例としては、「FORMAT.EXE」や「FDISK.EXE」などがある。
外部コマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 17:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動外部コマンド(がいぶコマンド)とは、コマンドラインシェルなどといったコマンドラインインタプリタに組込みでないコマンドのことである。CP/Mではトランジェント・コマンドと呼称した。反対にコマンドラインインタプリタ組込みのコマンドを内部コマンド(ビルトインコマンド、en:Shell builtin)と呼ぶ。外部のプログラムを呼び出しているという点はアプリケーションソフトウェアの起動と何ら変わりなく、線引きはあいまいにならざるを得ない(というか、不可能である)。
以上のようなわけで「代表的な外部コマンド」は特にない。一方で、外部コマンドとして実装することが絶対に不可能なため、内部コマンドとして実装される代表例に cd コマンドがある。
脚注
固有名詞の分類
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