夏目漱石の『坊つちゃん』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 09:43 UTC 版)
「道後温泉」の記事における「夏目漱石の『坊つちゃん』」の解説
正岡子規と交友のあった夏目漱石は、松山を舞台とした小説『坊つちやん』の中で道後温泉を取り上げており、道後温泉本館は「坊っちゃん湯」とも呼ばれる。明治28年4月に英語教師としてこの地に赴任した漱石は、子規や虚子としばしば道後に出かけ、「道後温泉はよほど立派なる建物にて、八銭出すと3階に上がり、茶を飲み、菓子を食い、湯に入れば頭まで石鹸で洗ってくれるような始末、随分結構に御座候」との手紙をしたためている。現在ある「坊っちゃんの間」は漱石をしのび造られたもので、娘婿松岡譲の命名になる。なお本館の東側には「坊つちやん」発表100年記念の石碑がある。
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