声良鶏
名称: | 声良鶏 |
ふりがな: | こえよし |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 定めず |
市区町村: | |
管理団体: | 秋田県(昭13・2・10) |
指定年月日: | 1937.12.21(昭和12.12.21) |
指定基準: | 動4 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 往古ヨリ飼養セラルルモノニシテ白柏、黒柏、黄柏等ノ諸型アリ、軍鷄型ニシテ聲ハ太ク長鳴スルヲ特徴トス■我ガ國特有ナル家禽ノ一トシテ著シキモノナリ |
天然記念物: | 塚崎のクス 塩川 壁島ウ渡来地 声良鶏 夕張岳の高山植物群落および蛇紋岩メランジュ帯 多古の七ツ穴 多良岳ツクシシャクナゲ群叢 |
声良鶏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動声良鶏 (こえよしどり)は、ニワトリの品種の一つ。
概要
江戸時代に秋田県北部の米代川流域(現在の大館市、鹿角市など)で飼育されるようになり、現在は北東北で飼育されている。「越後の唐丸」と地鶏との交配によって作り出され、のち(明治20年頃以降)にプリマス・ロック種との交配が行われた。体重が3.5kg-5kgある大型鶏である。
長鳴き鶏としても有名[1]で、調子をつけながら厳かに「ゴッゴ、ゴーオ」(国光郷王)[2]と鳴く声に特徴がある。
指定
保護活動
秋田県声良鶏比内鶏金八鶏保存会(三鶏保存会、大館市)や、天然記念物全日本声良鶏保存会(鹿角市)[3]などが、飼育や繁殖および血統種の保存活動などを行っている。
秋田三鶏
秋田県北部に生息する声良鶏・比内鶏・金八鶏(きんぱどり)を特に秋田三鶏(あきたさんけい)とよび[4]、声良鶏と比内鶏は国の天然記念物に、金八鶏は秋田県の天然記念物に指定される。
また、秋田県大館市には大館郷土博物館に隣接して秋田三鶏記念館がある[5]。
脚注
- ^ 「日本3大長鳴鶏」のひとつ(他は「東天紅鶏」「蜀鶏」)とされる。
- ^ 有形文化財 - 鹿角市教育委員会
- ^ 財政援助団体等監査 - 鹿角市
- ^ 声良鶏・(国天)・比内鶏(国天)・金八鶏(県天) - 大館市
- ^ 秋田三鶏記念館 - 大館市
関連項目
外部リンク
- 声良(秋田) - 農業生物資源ジーンバンク(独立行政法人 農業生物資源研究所)
- 秋田三鶏:あきたさんけい - 秋田県大館市
- 声良鶏のページへのリンク