壁面線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:13 UTC 版)
壁面線(へきめんせん、building line)とは、敷地境界から外壁面の位置を後退させるラインのこと。通りに面する建物の位置をそろえ、街並みとしての景観を向上させる目的で決められる。一般には地区計画、特定街区、建築協定などで定められる。建築基準法第2節に、建築物又はその敷地と道路又は壁面線との関係等(第43条~第47条)が定められている。 建物の外壁または柱の面から敷地境界線(道路境界線含む)までの距離を壁面後退距離と呼ばれる。これも第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域では、良好な住宅市街地形成のために指定されている場合がある。その他の用途地域においても、良好なまちなみづくりや空地の確保などを目的として、地区計画で定められている場合もある。
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