塩沢南工区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:01 UTC 版)
塩沢南工区は、トンネル掘削455メートルとトンネル入口に付随するスノーシェッド区間からなっており、三井建設に対して発注された。1973年(昭和48年)11月に着工した。トンネル入口にある足柄沢からサイロット工法(トンネル側部に導坑を先進させる工法)で建設を進め、1974年(昭和49年)中には全区間を掘り終え、1975年(昭和50年)10月に底面のインバートコンクリート打設が完了して、以降上の原工区からの掘削が到達するまで貫通点となる工区境に鏡止めを行っていた。地質は主に砂礫層で、特に問題となることはなく順調に施工された。通路コンクリートや路盤鉄筋コンクリートの打設まで完了して竣工するのは1977年(昭和52年)9月である。
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