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塩塚秀一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 06:27 UTC 版)

塩塚 秀一郎(しおつか しゅういちろう、1970年 - )は、日本のフランス文学者、東京大学教授。

略歴

福岡県生まれ。東京大学教養学部フランス科卒業。同大学院人文科学研究科仏文科修士課程修了。パリ第3大学文学博士北海道大学文学部助教授、早稲田大学理工学術院教授、京都大学人間・環境学研究科教授をへて、2018年東京大学人文社会系研究科仏文科准教授。2015年レーモン・クノー『リモンの子供たち』で小西財団日仏翻訳文学賞受賞。専攻、フランス近現代文学[1]

特にジョルジュ・ペレックを専門とし、ペレックがeを使わずに書いた『煙滅』を、「い」段の音抜きで翻訳したことで知られる。

著書

共編著
  • 『芸術におけるリライト』白百合女子大学言語・文学研究センター編、弘学社〈アウリオン叢書〉、2016年6月。ISBN 978-4866380018

翻訳

  • ジョルジュ・ペレック『さまざまな空間』水声社 2003年9月、増補版 2024年2月 ISBN 4801007791
  • ジョルジュ・ペレック『美術愛好家の陳列室』水声社 2006年12月 ISBN 4891765569
  • レーモン・クノー『あなたまかせのお話』国書刊行会 2008年10月 ISBN 978-4336048424
  • ジョルジュ・ペレック『煙滅』水声社 2010年1月 ISBN 978-4891767501
  • レーモン・クノー・コレクション 3 リモンの子供たち』水声社 2013年1月 ISBN 978-4891768638
  • ジョルジュ・ペレック『傭兵隊長』水声社〈フィクションの楽しみ〉 2016年6月 ISBN 978-4801001893
  • ジョルジュ・ペレック『パリの片隅を実況中継する試み ありふれた物事をめぐる人類学』水声社〈フィクションの楽しみ〉 2018年10月 ISBN 978-4801003637
  • リュト・ジルベルマン『パリ十区サン=モール通り二〇九番地 ある集合住宅の自伝』作品社 2024年8月 ISBN 978-4867930434
  • マルセル・ベナブー『私はなぜ自分の本を一冊も書かなかったのか』水声社〈批評の小径〉 2024年11月 ISBN 978-4-8010-0783-3
共訳

論文

脚注

  1. ^ 『ジョルジュ・ペレック - 制約と実存』著者紹介



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