埼玉高速鉄道線の開業に伴う再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 03:37 UTC 版)
「国際興業バス」の記事における「埼玉高速鉄道線の開業に伴う再編」の解説
2001年(平成13年)3月28日に埼玉高速鉄道線(赤羽岩淵駅 - 浦和美園駅)が開業したため、川口・鳩ヶ谷両営業所管内で創設以来となる大規模再編を実施した。乗客が鉄道へ転移すると見込まれたことで本数の大幅削減が実施された系統も少なくなかったが、埼玉高速鉄道の他路線との接続の関係、そして何より埼玉高速鉄道の運賃が高額だったことで、鉄道への転移は予想を下回った。 それどころか路線バスの利用者は減らず、平日朝ラッシュ時には各所で積み残しが発生する事態となり、国際興業にも利用者から「改定後の路線が不便」「本数が少ない」などの苦情が多数寄せられるようになった。結局、国際興業は同年10月に2回目の再編を行い、廃止系統の復活、起終点の延伸、本数の増回を繰り返し実施した結果、路線バスの利用減少を食い止めることに成功した。
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