基礎過程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 03:15 UTC 版)
基礎教育は、基礎学校つまり無償の一般教育を意味しており、基礎教育法で規定されている。基礎学校は普通、子どもが7歳になっている年に開始される。もし子どもが、心理検査に基づきすでに6歳で学校に入る準備が出来ている、またはさらに発育する期間が必要ならば、親は一年間の学校の開始年齢の変更を申請できる。基礎学校を終了するには普通9年間かかる。 基礎学校に修了試験はないが、その後の教育に入る資格を与えている。 フィンランドの全ての7-16歳の者には法による学習の義務があり、これはその子が基礎教育に参加すること、または親が何らかの別な方法で教育の世話をすることを義務付けている。 基礎教育の課程を10年未満で修了した場合は、学習の義務もそこで終わりうる。 2017年の時点でフィンランドには2,276 の基礎学校があり、そこに計556,742人の生徒が通っていた。 教える際の言語はフィンランド語またはスウェーデン語である。スウェーデン語の学校名がフィンランド語に、またその逆へも翻訳されてはならない。
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