基本戦闘訓練
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 22:20 UTC 版)
「アメリカ陸軍基礎訓練」の記事における「基本戦闘訓練」の解説
基本戦闘訓練(Basic Combat Training、BCT)は全ての職種専門技能(MOS)のために、同じ技術を教える10週間の訓練期間である。これは、陸軍がその技術は全ての陸軍兵士にとって必要だと考えるからである。新兵全員はシステム化された同じ技術を教わらなければならないため、彼らは(自分の部隊のみならず)仲間と行動し、また必要に応じて自分(たち)を守る準備が整う。 BCTは3つの段階に分けられ、色で見分けることができる。すなわち赤、白、青であり、それぞれ第1段階、第2段階、第3段階に対応している。新兵の段階が上がっていくごとに、彼らには新しい責任、独立、特権が付与されていく。第1段階の新兵は絶えず練兵軍曹によって監視され付き添われるのに対して、第3段階の新兵は基本的に任務を正しく遂行できると信用され、自ら計画通りに行動する。 いくつかの基礎訓練場では、新兵の段階は小隊ごとの旗によって表される。新兵が卒業前に最後に行う野外訓練演習を完了すると、第3段階を表す青い旗はしばしば、全3段階のBCTを完了したことを表す赤、白、青の三色の旗に交換される。
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