坩堝とは? わかりやすく解説

かん‐か〔‐クワ〕【××堝】

読み方:かんか

るつぼ。


るつぼ


る‐つぼ【坩堝】

読み方:るつぼ

《「鋳(い)る壺」あるいは「炉壺」の意からか》中に物質入れて加熱し溶解焙焼(ばいしょう)・高温処理などを行う耐熱製の容器金属製黒鉛製・粘土製などがある。

熱狂的な興奮沸いている状態。「会場興奮の—と化す

種々のものが混じり合っている状態や場所。「人種の—」

[補説] 作品名別項。→るつぼ


坩堝

読み方:ルツボ(rutsubo), カンカ(kanka)

化学実験で、物質溶解し、または灼熱する磁性または金属製の深皿


坩堝

作者皆川博子

収載図書少年
出版社徳間書店
刊行年月1999.10


るつぼ

(坩堝 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 02:00 UTC 版)

るつぼ坩堝)は、高熱を利用して物質の溶融・合成・保温を行う際に使用する耐熱容器。化学分析では重量分析のほか金属の溶融等に利用される[1]。また、金属加工用の炉にるつぼ炉がある。一般的には湯のみ状の耐熱容器であるが、歴史的には金属加工に用いられた皿形のるつぼなどもある[2]


  1. ^ a b c d e f g h 長島弘三「るつぼの取扱いについて」『分析化学』第4巻第6号、日本分析化学会、1955年、395-400頁、doi:10.2116/bunsekikagaku.4.395ISSN 0525-1931NAID 1300009473462021年10月31日閲覧 
  2. ^ 戦国山城で全国初「本丸から金の粒子」 真田氏拠点・群馬の岩櫃城跡 出土の坩堝に付着”. 上毛新聞. 2021年5月14日閲覧。
  3. ^ http://www.techno-qanda.net/dsweb/Get/Document-9870/ 産業技術総合研究所 Technoknowledge network 白金器具の取り扱いについて(白金るつぼの使用上の注意点が簡潔かつ網羅的に掲載されている)[リンク切れ]
  4. ^ ダイカスト職種(ホットチャンバダイカスト作業)”. 外国人技能実習機構. 2021年5月14日閲覧。
  5. ^ 永田信一『図解 レンズがわかる本』日本実業出版社〈Visual engineering〉、2002年、61頁。ISBN 4-534-03491-1 


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