地震計及び免震・制振装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 21:31 UTC 版)
「起動加速度」の記事における「地震計及び免震・制振装置」の解説
起動加速度は地震計が起動して記録や警報が開始するときの数値である。警報地震計の起動加速度は、低く設定すると早く警報を出すことができるが、不必要な警報が出てしまうおそれがあり、器械式地震計の精度や起動加速度の設定誤差などを考慮して設定される。 東海道山陽新幹線では地震検知時の列車制御システムUrEDAS(ユレダス、Urgent Earthquake Detection and Alarm System)が採用されており、記録部が記録を開始する地震動の大きさを起動部で設定でき、起動加速度が水平成分で10ガルを超す地震動を感知した場合と設定されている 免震・制振装置の可変ゲイン制御においても制振性能が働き出す値を起動加速度という。
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