地震検知
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/08 09:44 UTC 版)
地震は、たとえ数千マイル離れていたとしても、磁石に強い動きを引き起こし、ビームの品質に悪影響を与え、さらには破壊することさえあった。そのため、テバトロンの磁石に傾斜計を取り付けて、微小な動きを監視し、問題の原因をすばやく特定できるようにした。ビームを破壊したことが知られている最初の地震はデナリ地震 (2002年)(英語版)で、2004年6月28日に発生した中程度の局所地震によるコライダーのシャットダウンもあった。それ以来、スマトラ島沖地震 (2004年)、スマトラ島沖地震 (2005年)、ニュージーランドのギズボーン地震 (2007年)(英語版)、ハイチ地震 (2010年)およびチリ地震 (2010年)といった20を超える地震から発生するシャットダウンに至らない微小な地震動がテバトロンで検出された。
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