地蔵寺_(京都市)とは? わかりやすく解説

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地蔵寺 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/27 07:36 UTC 版)

地蔵寺
所在地 京都府京都市西京区春日町9
位置 北緯34度58分51.1秒 東経135度42分29秒 / 北緯34.980861度 東経135.70806度 / 34.980861; 135.70806
山号 久遠山
宗派 浄土宗
本尊 地蔵菩薩(桂地蔵)
創建年 暦応2年(1339年
開山 虎関師錬
中興年 慶長7年(1602年
正式名 山地藏寺
久遠山地蔵寺
別称 桂地蔵
札所等 京都洛西観音霊場第23番
通称寺の会(桂地蔵)
京都六地蔵巡り第三番札所
文化財 襖絵(重要文化財
法人番号 9130005000148
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地蔵寺(じぞうじ)は、京都市西京区春日町にある浄土宗寺院山号は久遠山。本尊地蔵菩薩京都六地蔵めぐりの第三番札所であり、通称を桂地蔵と称する。

歴史

当寺は南北朝時代暦応2年(1339年)に、光厳天皇の勅許を受けた虎関師錬により無関普門(大明国師)の塔所として創建されたものであるという[1]

当寺の本尊である地蔵菩薩像は、平安時代初めに小野篁が一度冥土へ行った際に生身の地蔵菩薩を拝んだことで蘇り、その後一木から六体の地蔵菩薩像を彫りだしたうちの一つという伝説がある。この本尊は桂地蔵とも姉井地蔵とも呼ばれている。その後、保元2年(1157年)に平清盛により当地に創建された地蔵堂に祀られていたものであるという[2]

江戸時代慶長7年(1602年)に細川幽斎によって再興された[1]

境内

  • 地蔵堂 - 本堂。
  • 方丈 - 襖絵は長谷川等伯の筆で重要文化財である。
  • 庫裏
  • 薬師堂
  • 山門 - 冠木門だが冠木の部分はない。

文化財

重要文化財

  • 襖絵 - 長谷川等伯の筆。

前後の札所

京都洛西観音霊場
22 常楽寺 - 23 地蔵寺 - 24 来迎寺
通称寺の会(桂地蔵)
京都六地蔵巡り第三番札所

所在地

  • 京都府京都市西京区桂春日町9

アクセス

脚注

注釈

出典

外部リンク


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