地球サミット
地球環境問題に関する世界的な関心の高まりを背景として,1992年(平成4年)6月,ブラジルのリオデジャネイロにおいて,持続可能な開発の実現のために環境と開発を統合することを目的として,「環境と開発に関する国連会議」(UNCED/地球サミット)が開催されました。地球サミットは,また,環境問題を初めて国際的な場で議論した1972年(昭和47年)の「国連人間環境会議」の20周年を記念するという意味もありました。この会議には,「地球サミット」の名のとおり,世界中の殆どの国(約180カ国)が参加し,約100カ国の元首・首脳に加え,約10,000人に及ぶ政府代表団が出席したといわれ,史上空前の大会議となりました。また,この会議と平行して行われたさまざまなNGO(非政府組織)の会合には,わが国を含め世界中より,約24,000名の代表が参加したといわれています。
地球サミットでは,人と国家の行動原則を定めた「環境と開発に関するリオ宣言」,そのための詳細な行動計画である「アジェンダ21」及び「森林に関する原則声明」を採択したほか,別途交渉が行われてきた「気候変動に関する国際連合枠組条約」,「生物の多様性に関する条約」についても,それぞれ150カ国以上が署名しました。
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