圧縮符号化装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 06:36 UTC 版)
「スーパーハイビジョン」の記事における「圧縮符号化装置」の解説
24Gbpsのスーパーハイビジョン信号をリアルタイムで圧縮符号化する装置として、MPEG-4 AVC/H.264符号化方式で映像信号を1/100 - 1/200に圧縮する装置が開発されている。なおHDTVの16倍の情報を処理するため、16系統(空間8分割・時間2分割)のAVC/H.264 HDTV エンコーダ/デコーダユニット(1080/30P符号化装置)を並列動作させることでスーパーハイビジョン映像信号のリアルタイム圧縮エンコード/デコードを行っている。2009年度には新たに富士通研究所と共同開発した1080/60P対応の符号化装置8台(空間8分割のみ)を用いる事で符号化装置の削減と画質の向上、圧縮率の効率化を図っている。このSHVリアルタイム圧縮符号化装置は、2010年の「技研公開2010」で展示された。 圧縮後の帯域は、KDDIによると、H.264で160Mbps、H.265で80Mbpsが必要である。また、NHKによると、H.264で200〜400Mbps、H.265で100〜200Mbpsと想定されている。
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