国造丁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 00:29 UTC 版)
国造丁(こくぞうてい[1]、こくぞうのちょう[2])は、古代日本で各国ごとの防人の部隊を率いた役職である。かつての国造軍の系譜をひく、令制国単位の数十から数百の集団の部隊長とするのが通説だが、別に律令国造の分身として神祇にたずさわったとする説もある。
- ^ 新編日本古典文学全集『萬葉集』4の383頁。
- ^ 新日本古典文学大系『萬葉集』四の389頁。
- ^ 岸俊男「防人考」292-293頁。新野直吉「防人「国造丁」についての考察」126-127頁。
- ^ 古典文学大系『萬葉集』四の409頁、410頁頭注三。岩波文庫の『新訓萬葉集』も「よぼろ」である。
- ^ 岸俊男「防人考」293-296頁。
- ^ 岸俊男「防人考」294-297頁。
- ^ 岸俊男「防人考」、『日本古代政治史研究』297-299頁。直木孝次郎『日本古代兵制史の研究』175-177頁。
- ^ 定説化については新野直吉「防人「国造丁」についての考察」131-132頁。新編日本古典文学全集『萬葉集』4の384頁頭注四も、国造丁を国造軍の遺制とする。
- ^ 新野直吉「防人「国造丁」についての考察」。
- ^ 新野直吉「防人「国造丁」についての考察」139-142頁。
- ^ 新野直吉「防人「国造丁」についての考察」142-146頁。
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