国近斉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/16 14:33 UTC 版)
国近 斉(くにちか ひとし、1962年 - )は、山口県出身の引きこもり支援活動家。約40年間の引きこもりを経験したとされている[1][2][3][4][5]。
経歴
幼い頃から人づきあいが苦手な性格であったという。
高校受験では友人に誘われる形で地元の進学校を受験。自分は合格したが、友人は不合格だった。
高校2年時に勉強に付いていけず退学。
その後、友人や親戚の誘いで新聞配達や造船所にて働くが長続きせず、やがて自宅に引きこもるようになった[1][2][3][4][5]。
両親の死後、55歳時にNPO法人「ふらっとコミュニティ」(山口県宇部市)への相談を機に引きこもりを脱した[1][2][3][4][5]。
次第にテレビ局等の報道機関に多く報道されるようになり、多くの人々に存在を知られるようになった[1][2][3][4][5]。
現在はハウスクリーニングの仕事をこなす傍ら、自らの経験を活かし、引きこもり支援活動家としても積極的に活動している[1][2][3][4][5]。
脚注
- ^ a b c d e “自分を信じ次のステップへ/約40年にわたるひきこもりを経験後に就労 国近斉さん”. 山口新聞 電子版 (2024年1月1日). 2025年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e “ドキュメントy 「国近さんの日記 ひきこもり40年、それから・・・」”. www.bs-asahi.co.jp (1970年1月1日). 2025年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e “自分が「ひきこもり」とは思っていなかった――約40年間の自宅生活から就労した男性を変えた「縁」 #老いる社会(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)”. Yahoo!ニュース. 2025年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e “過去の放送|テレメンタリー|テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2025年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e 編集部, ABEMA TIMES (2020年5月27日). “「ひきこもっている人たちは特別な人じゃない」…“ひきこもり100万人時代”と社会復帰の取り組み | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ”. ABEMA TIMES. 2025年4月26日閲覧。
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