国産初の車のプラモデルキットを開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 19:14 UTC 版)
「日精樹脂工業」の記事における「国産初の車のプラモデルキットを開発」の解説
「和工樹脂」の関孝太郎が企画した日産自動車の「ダットサン1000」のプラモデル化の開発に創業者の青木固は取り組み、昭和33年10月頃に製品化に成功した。そのプラモデルの「ダットサン1000」は「和工樹脂」ブランドにて発売された。また日産の販促品、景品としても使用された。そのことを知ったマルサン商店は2ヶ月後の12月に日本初と称して「原子力潜水艦ノーチラス号」の発売を予定していたためにそれが市場に流通するのを防止する必要があった、マルサン商店は和工樹脂に「ダットサン1000」を自社に納入するよう提案したところ和工樹脂は販売活動が省けるためにそれを受諾、マルサン商店に納入しマルサン商店は箱の和工樹脂のロゴマークの上にマルサンのロゴマークのシールを貼って自社製品として発売した。 「ダットサン1000」の発売以降に発売された「ダットサンスポーツ」、「トヨペット」、「日野ルノー」等々の製品はマルサンが製造したものではなく、全て日精樹脂工業が製造したものである。
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