国旗・国歌・校歌問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 18:25 UTC 版)
「千葉県立小金高等学校」の記事における「国旗・国歌・校歌問題」の解説
かつて小金高校では卒業式や入学式での国旗掲揚、国歌斉唱を巡って生徒、教員側と校長、一部の教員が対立した時代があった(主として1994-1995年頃、2001年)。この頃の卒業式では式場内に国旗は掲揚されず、式典中に国歌は流されなかった。 また校歌は3番の歌詞に愛国と捉えられる箇所がある為、2番までしか歌われてこなかった。歌われなくなった年の正式な記録は残っていないが、昭和50年代に発行された学校新聞には式典の時間短縮という理由で歌われなくなったという旨の文がある。その後、国歌斉唱、国旗掲揚を義務付ける法律の審議が行われ始めた上記の年頃に愛国への問題へとすり変えられたという説が有力視されている。 現在卒業式では国旗は掲揚され国歌も流されている。校歌についても2007年度に、「3番を歌わない(伴奏さえ流さない)」という「(愛国心の)強制」への反対行為が、新たな「歌いたい人が歌えない」という「(反対せざるを得ない)強制」を生み出すとのパラドックスを指摘され、生徒総会において「伴奏は流すが、歌唱は個人の判断に任せる」ということとなった。
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