国宝・重要文化財に指定された甲冑の所蔵施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 22:47 UTC 版)
「甲冑」の記事における「国宝・重要文化財に指定された甲冑の所蔵施設」の解説
日本の歴史的な甲冑は各地の神社や博物館や個人により所蔵されている。なかでも大山祇神社は国宝4件と多数の重要文化財を所蔵しており、国宝と重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割を収蔵しており、まさに日本の甲冑の最大の宝庫である。また春日大社も「平安の正倉院」と呼ばれており、貴重な国宝や重要文化財の甲冑を所蔵しており、5件の国宝の甲冑(1件は籠手のみ)を所蔵している。他に国宝の甲冑を所蔵する施設は、厳島神社が4件、櫛引八幡宮が2件、武蔵御嶽神社が1件、菅田天神社が1件、日御碕神社が1件、岡山県立博物館が1件である。なお日本の文化財保護制度では、古いものほどより重要な文化財に指定されやすいため、国宝に指定されている甲冑は全て大鎧と胴丸であり、当世具足は1件も指定されていない。
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