四色問題とジョーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 16:14 UTC 版)
解決される少し前の1975年に一つのハプニングがあった。数学パズル(en:Recreational mathematics)で有名なマーティン・ガードナーが『サイエンティフィック・アメリカン』の連載コラム「Mathematical Games」において、これが四色問題の反例であるという(五色が必要だと主張する)境界の図を載せたのである。 「なぜか世間の注意をひかなかった6つの衝撃の発見」と題する4月号のこの記事は、実のところエイプリルフールの冗談であり、他の内容もやはりラマヌジャンの定数(ほとんど整数#ラマヌジャンの定数を参照)など、一見びっくりする数学ジョークというものであった。そして「四色問題の反例」は、実はマクレガーによる数学パズル問題で、四色での塗り分けは一見不可能に見えるが、実際に塗り分けを試みればあまり難航することもなく解ける(かもしれない)というものである。そのため、塗り分けができたぞという手紙が千通以上も寄せられることになったという。
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