善慶
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善慶(ぜんけい、建久8年(1197年) - 正嘉2年(1258年)7月頃)は、日本の鎌倉時代に活動した仏師。南都(奈良)を中心に活動した「善派」と称される系統に属する。同じ善派仏師の善円の実子(または弟子)と考えられてきたが、1983年に善円と善慶の生年が一致することが判明、以降両者は同一人物とされる。同じく善派仏師の善春は息子。
- ^ 久野(1984)pp.492 -508。
- ^ 久野(1984)pp.509 - 514
- ^ 山本勉 「東京国立博物館保管 文殊菩薩立像」『国華』第1210号、1996年。
- ^ 東京国立博物館(1999)p.10。執筆は山本勉。
- ^ 倉田(1965)pp.229 - 233。
- ^ 「新指定の文化財」『月刊文化財』370号、第一法規、1994年、pp.17-18。
- ^ 石井(2015)p.29。
- ^ 極楽寺本尊の清凉寺式釈迦如来立像ではなく、転法輪印の坐像を指す。
- ^ 『鎌倉時代の彫刻』(特別展図録)、東京国立博物館、1975年。
- ^ 山本(2011)。
- ^ 石井(2015)p.74。
- ^ 倉田、1965、pp.231 - 235
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