問題になった点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 00:08 UTC 版)
「ソニーBMG製CD XCP問題」の記事における「問題になった点」の解説
Microsoft Windows搭載コンピュータで使うとき、インストールされるプログラムの利用規約に 『rootkitをインストールします』と明示されていない。つまりユーザーの同意を得ていないコンピュータプログラムを、勝手にインストールしている点。 SunnComm Technologies製のプログラムだけではなく、$sys$ が先頭についているファイルやプロセスが隠蔽される。これにより、視覚的に隠蔽されるだけでなく、アンチウイルスソフトウェアにも検知出来ない点。 コンピュータプログラムをコンピュータ設定でアンインストールせず、単に手動で削除しようとすると、光学ドライブが二度と認識されなくなる点。 隠蔽行為を解除するためにリリースした、最初期のSunnComm Technologies製プログラム(ActiveX版)に、どのウェブサイトからも任意のソースコードを実行できるという「重大なセキュリティーホール」が含まれていた点。 上記プログラムを入手するには、ソニーBMGに個人情報を提供する必要があった点。 AppleのiTunesに採用されているデジタル著作権管理「FairPlay」を回避するため、ツールのソースコードを流用したという疑惑。 著作権という知的財産権の保護の名の下に、許諾したユーザーの財産であるパソコンの内容を改竄し、ユーザーの所有財産権を侵害している点。
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