唐津線踏切衝突事故(2017年)
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「唐津線踏切衝突事故(2017年)」の解説
2017年(平成29年)6月11日8時25分頃(踏切障害事故、逸走) 佐賀県多久市のJR九州唐津線の宝蔵寺踏切(東多久駅 - 中多久駅間)で、踏切内で立ち往生していた2トントラックに西唐津発佐賀行きの普通列車(キハ47・2両編成)が衝突した。トラックは中破程度だったが、列車はブレーキ管や制御装置を大きく損傷して非常ブレーキを含むほぼ全てのブレーキが使用不能となり暴走し始め、そのまま東多久駅を通過した後、運転士が駐車ブレーキ(手ブレーキ)を操作して現場から約1.5kmほど進んだ箇所で停止した。この事故でトラックの運転手が軽傷を負ったが、列車の乗員乗客27名にけがはなかった。列車は運転不能となり、他の列車による救援作業を行ったため、久保田駅 - 多久駅間で11時間運転を見合わせ、19時12分に運転を再開した。
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