哺乳類のドーパミン作動性ニューロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/13 21:32 UTC 版)
「ドーパミン作動性ニューロン」の記事における「哺乳類のドーパミン作動性ニューロン」の解説
以下のような分類整理がなされている。 A8細胞群 赤核後方部 (RRF) の中脳辺縁系投射をするドーパミン作動性ニューロン。A10とともに大脳辺縁系に投射し、中脳辺縁系を構成する。 A9細胞群 黒質緻密部 (SNc) の中脳線条体投射をするドーパミン作動性ニューロン。一部はA10とともに前頭前皮質に投射し、中脳皮質系を構成する。 A10細胞群 腹側被蓋野 (VTA) の中脳辺縁系投射をするドーパミン作動性ニューロン。 A11細胞群 尾側中脳間脳水道周囲灰白質 (caudal mesodiencephalic periaqueductal gray, PAG) のドーパミン作動性ニューロン。A13, A14とともに視床下部に投射、また脊髄側角に投射し、視床下部脊髄路を構成する。 A12細胞群 弓状核から正中隆起、下垂体中間葉、下垂体後葉に終わり、隆起漏斗ドーパミン作動系を構成する。 A13細胞群 不確帯 (zona incerta, ZI) のドーパミン作動性ニューロン。A11の一部とともに視床下部に投射し、不確帯視床下部ドーパミン作動系を構成する。 A14細胞群 視床下部のドーパミン作動性ニューロン。A11の一部とともに視床下部に投射し、不確帯視床下部ドーパミン作動系を構成する。 A15細胞群 視床下部のドーパミン作動性ニューロン。 A16細胞群 嗅球の periglomerular cell。 A17細胞群 網膜のドーパミン作動性ニューロン。
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