和歌短冊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 和歌短冊の意味・解説 

短冊

(和歌短冊 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 17:23 UTC 版)

短冊(たんざく)は、薄いの皮、を細長く切って短文のを書くためのもの。短尺短籍とも書かれる[1]。もとは目印や簡単な通信に使っていたが(現代でいうタグ - : tag)、後に礼紙(らいし)で包んだり紙縒り(こより)にして見えないようにする拈り文(ひねりぶみ)[2]、立て文(たてぶみ)[3]となり、神仏への願いを掲げたり、あるいは占い呪術にも用いられた[1][4]。このため、短冊を認めるには礼儀や作法を伴うようになり、後に短歌俳句を詠む際に使われる分厚く装飾が施された紙片のことも指すようになるが、その書式には古より慣例とされる作法がある。


  1. ^ a b デジタル大辞泉『短冊』 - コトバンク
  2. ^ デジタル大辞泉『捻り文』 - コトバンク
  3. ^ デジタル大辞泉『立文』 - コトバンク
  4. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『塞の神』 - コトバンク


「短冊」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「和歌短冊」の関連用語

和歌短冊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



和歌短冊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの短冊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS