告白 1987年 春
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 18:48 UTC 版)
「ペパーミント・キャンディー」の記事における「告白 1987年 春」の解説
ヨンホは警察で働き、妻ホンジャは出産間近である。ラジオから全斗煥に抗議する学生デモの高揚が伝えられる中、ヨンホは風呂屋でパク・ミョンシクを待ち伏せ、逮捕する。若い活動家のミョンシクに対しヨンホは殴打や水責めなどの拷問を加え、ついに活動の中心人物キム・ウォンシクがクンサンにいると供述させる。泣きじゃくるミョンシクにヨンホは「おまえの日記に「人生は美しい」と書いてあったが、本当にそう思うか?」と尋ねる。 ヨンホと同僚はキム・ウォンシクを逮捕するためクンサンに向かう。張り込みの途中で非番となったヨンホは町のバーに入り、店員キョンアに話しかけられる。クンサンに来た理由をきかれ、ヨンホは「初恋の人を探しに来た」「会えなくても、その場所を見てみたかった」と答える。その後、キョンアはヨンホを誘って一夜を共にし、「私を初恋の人だと思って話したいことを話して」と語りかける。ヨンホはキョンアに抱かれながら、スニムの名を呼んで泣く。翌朝、ヨンホが尾行するキム・ウォンシクを同僚二人が殴りつけ逮捕するが、ヨンホはぼんやりと立ちすくんでいる。
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