呉越同舟とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 成句の検索 > 四字熟語 > 出典別 > 孫子 > 呉越同舟の意味・解説 

呉越同舟

出典:『Wiktionary』 (2021/02/04 08:54 UTC 版)

成句

ごえつどうしゅう

  1. どんなに仲の悪い者同士であっても共通の敵災難にあっては協力しこれを回避ようとするのであるということ
  2. 日本における慣用的誤用かたき同士が同じところにいる様。

語源・出典

孫子九地篇 【白文

夫呉人与越人相悪也、当其同舟而済而遇風、其相救也、如左右

訓読文

それ呉人と越人は相悪むも、其れ同舟し、済(わた)りて、風に遇ふに当たりては、其の相救ふこと、左右の手如し

現代語訳

呉人と越人はとても仲が悪いが、たまたま同じ船に乗り合わせた際に、突風にあって船が転覆しそうになったときには、まるで左右の手のように協力し危機乗り越えるのである

解説

仲の悪いものでも、共通の敵孫子においては強力な大国)が現れれば、協力してこれを退けようとするという事諭した




呉越同舟と同じ種類の言葉

このページでは「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」から呉越同舟を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から呉越同舟を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から呉越同舟 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「呉越同舟」の関連用語

呉越同舟のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



呉越同舟のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの呉越同舟 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS