吉備津神社の源流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:00 UTC 版)
「黍団子#吉備津神社」も参照 吉備津神社の黍団子をヒントにして、備前岡山藩の家老が助言したという談話はすでに述べた。考案に当たっては、ほかにも吉備津神社にまつわる食べ物が源流と考える見解があるが、三者三様の様相をみせる。 江戸初期に、吉備津神社の祭礼においての供え物を「御直会」と称して酒宴の席で関係者に振舞った慣例があり、その参拝土産品が、「吉備団子」に発展したという見解を、岡山大学教授であった谷口澄夫などが挙げている。 同じく岡山大学教授で吉備津神社宮司の家系である藤井駿は、『備中往来』や石井了節の『備中集成志大全』(1753年(宝暦3年))において、吉備津神社門前町周辺で販売されたと紹介される「宮内飴」が吉備団子のヒントとなったのではないかと述べている。
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