各系統の家紋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 05:33 UTC 版)
藤原氏利仁流斎藤氏族 - 三つ盛亀甲に唐花菱、亀甲に唐花菱、釘抜き、丸に梅鉢(飯田堀家)、左藤巴(堀秀村の家系)、丸に蔦、丸に剣片喰(かたばみ)、丸に立ち沢瀉(おもだか)、丸に抱き茗荷、丸に上がり藤、 利仁流、元斯波氏族奥田氏 - 亀甲に唐花菱、三つ盛亀甲に唐花菱、釘抜き(村松堀家、椎谷堀家)、亀甲に卍(須坂堀家)、丸に釘抜き、丸に互い釘抜き、五つ瓜に唐花、丸に剣片喰、 藤原氏秀郷流 - 丸に木瓜 菅原氏族 - 梅鉢、丸に八重向う梅、丸に抱き茗荷 千葉氏族 - 九曜、左三つ巴 若狭武田氏族 - 丸に五三桐 宇多源氏佐々木氏族 - 捻じ四つ目、隅切り角に平四つ目、丸に剣片喰 利仁流大神氏族 - 丸に剣片喰 戦国時代、堀秀政は三つ盛亀甲に唐花菱、堀直政は亀甲に唐花菱を定紋とし、共に釘抜きを替紋としていた。村松堀家が定紋を釘抜きとし、飯田堀家が丸に梅鉢を定紋にしてからは、これらが堀氏の代表的家紋として挙げられることが多い。直清の系統は亀甲に唐花菱を定紋としている(新発田藩の世臣譜に直清の孫にあたる蔵人直隆が、村松から亀甲に唐花菱を定紋としたいと申し出があった際、許さぬ、と返答したという逸話が載っている)。丸のある家紋は装飾の多くなった江戸中期以降の分家の家紋と思われる。亀甲に唐花菱は一般に流行し通紋となったため、堀氏だけのものではなくなっている(「三つ盛亀甲に唐花菱」は戦国時代の近江の浅井氏の家紋としても知られている)。
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