各章の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 09:20 UTC 版)
30章は大きく4つのグループに分かれており、イブン・ハズム自身が解説している。 愛の諸原理についての10章(1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 10, 11)。 愛の属性、愛のよい特性、悪い特性についての12章(7, 12, 13, 14, 15, 17, 20, 22, 23, 25, 26, 28)。イブン・ハズムの定義では、属性とは、他の属性を許容しない。愛はそれ自体が属性である。特性は、それ以上ほかの性質では特徴づけられない。 愛にまつわる災難についての6章(16, 18, 19, 21, 24, 27)。災難は他の章と対になるものがあり、非難者の章(16)は親しい助力者(17)と、断絶の章(21)は成就の章(20)と対である。 結論にあたる2章(29, 30)。善行をすすめて悪行をいましめるために書かれている。
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