各版の調性の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 14:28 UTC 版)
「ワルツ集 (ブラームス)」の記事における「各版の調性の違い」の解説
ピアノ連弾版では、16曲全てを通して1つの音楽として演奏されることを意図していることから、前後関係の調性バランスが配慮されている。しかし、ピアノ独奏版では、弾きやすさを優先して、原曲とは異なる調性で書かれた曲がある。2台ピアノ版は、5曲しか書かれておらず、組曲として連続で弾くというより1曲ごとを単独で弾くことが前提とされているため、調性の前後バランスを気にせず調性設定がなされている。 番号ピアノ連弾版(原曲)ピアノ独奏版ピアノ独奏簡易版2台ピアノ版第1番 ロ長調 原調通り 原調通り 原調通り 第2番 ホ長調 第3番 嬰ト短調 なし 第4番 ホ短調 第5番 ホ長調 第6番 嬰ハ長調 ハ長調 第7番 嬰ハ短調 原調通り 第8番 変ロ長調 第9番 ニ短調 第10番 ト長調 第11番 ロ短調 原調通り 第12番 ホ長調 なし 第13番 ハ長調 ロ長調 第14番 イ短調 嬰ト短調 嬰ト短調 第15番 イ長調 変イ長調 変イ長調 第16番 ニ短調 嬰ハ短調 なし
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