司法改革以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/13 03:05 UTC 版)
2005年に法科大学院制度が導入されて、東京大学大学院法学政治学研究科は「学士助手」制度を廃止し、法科大学院又は大学院修士課程修了者から若干名を「助教」として採用する制度を導入した。3年間の任期中に「助教論文」を提出して「助教論文報告会」を経て、大学の准教授や講師に採用される。 旧司法試験が新司法試験に一本化されて司法試験予備試験が導入されたのち、「学部在学中に予備試験と司法試験の双方に合格した」者に限り「学士の学位の保有のみであっても東京大学大学院法学政治学研究科の助教に採用する」、かつての学士助手に類似する制度が新たに加わった。2017年4月採用予定の助教募集要項は、「志願者は事前に将来専攻しようとする科目の担当教員に面接して指示を受けること」を求め、選考方法は「面接、成績、健康診断」によるとしている。 現在は、東大法学部教員の経歴・学位は多様化して他大学出身者や大学院進学者および博士号取得者も少なくない。
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