台風第31号
台風第31号(たいふうだい31ごう)もしくは 台風31号(たいふう31ごう)は、その年の31番目に発生した台風の名称。
過去の主な台風31号
- 平成6年台風第31号 - 1994年(平成6年)10月18日に発生した台風[1]。国際名は「Verne(ヴァーン)」。長寿台風となった。
- 平成25年台風第31号 - 2013年(平成25年)11月14日に発生した台風[2]。アジア名は「Podul(ポードル)」。台風に昇格する前、熱帯低気圧として同年の台風30号により甚大な被害を受けたばかりのフィリピンを襲い、ミンダナオ島などを通過して再び被害を出した[3]。死者44人。
備考
1951年の統計開始以降、最も早い日時に発生した台風31号は1967年の台風31号(9月28日に発生)[4]、最も遅い日時に発生した台風31号は1988年の台風31号(12月24日に発生)となっている。
脚注
- ^ “デジタル台風:台風199431号 (VERNE) - 総合情報(気圧・経路図)”. 国立情報学研究所. 2022年12月27日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風201331号 (PODUL) - 総合情報(気圧・経路図)”. 国立情報学研究所. 2020年7月30日閲覧。
- ^ “デジタル台風:2013年台風31号(ポードル|PODUL)”. 国立情報学研究所. 2020年7月30日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年8月1日閲覧。
台風31号(ポードル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 08:06 UTC 版)
「2013年の台風」の記事における「台風31号(ポードル)」の解説
201331・32W・ゾライダ 11月9日にパプアニューギニアのポートモレスビーから約1,300キロメートル北西の海上で熱帯低気圧の形成が始まった。西に進んだ熱帯低気圧は、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の管轄する領域に入ったため11日にフィリピン名ゾライダ(Zoraida)と命名された。台風30号に続いて12日にフィリピン南部のミンダナオ島に上陸、南シナ海をさらに西に進んでベトナムに接近。 14日21時(協定世界時14日12時)に北緯11度55分、東経111度で台風31号となり、気象庁によってアジア名ポードル(Podul)が命名されたが、同日ベトナム南部に上陸すると急速に勢力を弱めて15日9時に再び熱帯低気圧となり、カンボジアに進んだ。台風の発生数が年間30個を超えたのは1994年以来19年ぶりである。 この台風は台風に昇格する前、熱帯低気圧として台風30号により甚大な被害を受けたばかりのフィリピンを襲い、ミンダナオ島などを通過して再び被害を出した。
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