可動率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 16:38 UTC 版)
OEE指標の可動率とは、スケジュールされた稼働時間に対する実際の稼働時間の割合である。可動率指標は、性能や品質を除くよう設計されており、純粋な実働時間を表す。 計算式:可動率 = 実働時間 / スケジュール上の時間 例: その工場では、1シフト8時間(480分)でスケジュールしている。1シフト内に30分の休憩時間があり、その間は生産が止まる。また、スケジュールにない60分のダウンタイムがあるとする。 スケジュール上の時間 = 480分 - 30分(休憩) = 450分 実働時間 = 450分 - 60分(スケジュールにないダウンタイム) = 390分 可動率 = 390分 / 450分 = 86.7% となる。
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