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古川岩太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 04:30 UTC 版)

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古川岩太郎

古川 岩太郎(ふるかわ いわたろう、明治3年1月12日[1]1870年2月12日)– 1940年昭和15年)5月11日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将兵庫県篠山町長

経歴

丹波国[3]兵庫県)出身。篠山藩士・古川貞寿の長男として生まれる[3]1891年(明治24年)、陸軍士官学校を卒業(2期)[4]陸軍砲工学校を卒業し、1900年(明治33年)に陸軍大学校(14期)を卒業した[4]。少尉時代に日清戦争に従軍し、野砲兵第10連隊中隊長、参謀本部員、陸軍大学校教官を歴任[4]日露戦争時には満州軍総司令部高級副官として従軍した[4]。その後、南京武備学堂教官、野砲兵第19連隊長、鎮海湾要塞司令官を歴任[4]

1918年大正7年)に陸軍少将で予備役に編入された後は、1920年(大正9年)から19年間[3]、篠山町長を務めた[4]。この間、兵庫県町村会長に3期在任した[3]

栄典

脚注

  1. ^ 日本陸軍将官辞典 2001.
  2. ^ 『朝日年鑑 昭和十六年』朝日新聞社、1940年。
  3. ^ a b c d 『丹波人物志』374-375頁。
  4. ^ a b c d e f 多紀、氷上人名鑑 1933, pp. 170–171.
  5. ^ 『官報』第2707号「叙任及辞令」1892年7月7日。
  6. ^ 『官報』第3498号「叙任及辞令」1895年3月1日。

参考文献

  • 『多紀、氷上人名鑑』篠山新聞社、1933年。
  • 松井拳堂『丹波人物志』臨川書店、1987年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。



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