反シリア派のデモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 18:41 UTC 版)
ハリーリー前首相暗殺後1ヶ月の3月14日、レバノン市民数十万人の群衆が大きなレバノン国旗を持ち「自由、主権、独立」と叫びながらベイルート市街地中心部をデモ行進した。このデモは国中に広がり、街によっては交通マヒを引き起こした。デモは反シリアを掲げる各派(ハリーリー家等も含む)によって呼びかけられ、ハリーリー家率いる民間メディア財閥の一社Future TVとレバノン放送インターナショナル(LBCI)等のメディアが右翼キリスト教系政党レバノン軍団と連携し群衆を扇動した。 ハリーリーの努力により再興された新興地区の中心地で、ハリーリー前首相の墓碑が設けられていたマーターズ広場(Martyrs' Square)で発生。レバノン内戦時に各派がこのマーターズ広場にて抗争を行ない、結果として荒れ果て使用不可地区となっていた場所だ。 レバノン市民はハリーリー前首相暗殺について国際的調査とレバノン政府内のシリア派追放、シリア軍のレバノンからの完全撤退を要求した。
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