原生自然保護区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 08:27 UTC 版)
1981年、フェルディナンド・マルコス大統領は国の特定区画に保護を与える第2151号布告に調印した。これは物理的範囲は明確ではなかったものの「原生自然保護区」の名目でバンタヤン島を含んでおり、布告は「おおよそ総面積で4,326ヘクタールを含む」とされた全ての地域と説明していた。11年後の1992年、フィリピン議会は環境天然資源省が運用する共和国法第7586号、国立統合保護区システム (NIPAS) 法を通し、保護の状態を再確認した。しかし、これは全ての群島を含め11000ヘクタール以上とされるバンタヤン島原生自然保護区(BIWA)の範囲をほとんど指定していなかった。 2013年の台風ヨランダの後、当然再建の必要と要望が生じたが、大きな問題はそのための地上権利などの明示が少なかったことで、国際救援組織などは権利の存在したい地上建設への資金供給に消極的だった。2014年には地区の定義の取り組みが開始されており、管理のための総合計画が策定されている(BIWA-GMP)。 計画はもともとのBIWAのおおよそ4.8%にあたる596.41haのみを厳密に保護された原生自然保護区として保持することを勧め、10,648.27haの多用途区画を許可している。その後、再分類に関するより具体的な提案が生まれた。2014年10月、議会に計画が推薦された。
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