原油流出量の判断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 17:12 UTC 版)
流出した原油の層の濃さを観察すれば、被害状況は容易に判断する事が出来る。原油が流出した面積が分かれば、流出した原油の総合的な体積が分かる。 状況原油の層の濃さ流出量インチミリメートルナノメートルガロン/平方マイルリットル/ヘクタールわずかに可視可能 0.0000015 0.0000380 38 25 0.370 薄い銀色の光沢として見える 0.0000030 0.0000760 76 50 0.730 周りの水と鮮明に区別できる 0.0000060 0.0001500 150 100 1.500 明らかに異色である 0.0000120 0.0003000 300 200 2.900 色が非常に濃い 0.0000400 0.0010000 1000 666 9.700 色が異常に濃い 0.0000800 0.0020000 2000 1332 19.500 上記の原油流出時のグラフは緊急時の短期間での判断が必要とされるときに使われる。しかし強風等の観測では上記のグラフでは不正確になる事がある為、注意を要する。また、国際原油流出観測機構(WOSM)が設立されている。
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