原子炉爆弾水中航行船「ホズ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 05:00 UTC 版)
「旭日の艦隊」の記事における「原子炉爆弾水中航行船「ホズ」」の解説
北欧神話の盲目神「ヘズ」の名を冠した巨艦。基準排水量9,500トンの艦内に『海の眼』から米国の核開発資料提供を受けて造られた無制御原子炉「ゾンネ(ドイツ語で「太陽」の意)」を装備した特攻潜水艦である。動力はワルター機関、原子炉は自爆攻撃用に搭載されている。ニューヨークを熱核反応による放射線で破壊する目的で開発され、原子炉稼働後は小型潜行艇で脱出する手筈になっていたが、逃げ切れるかどうかはまったく考慮されていない。潜行可能深度は30m程度と低く、しかも出撃時には放射能漏れを起こしており、応急処置として鉛板を貼ったためバランスが悪い、という有様であった。「送り狼作戦」を実施した旭日艦隊ア号潜により拿捕された。
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