南三陸金華山国定公園

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南三陸金華山国定公園

［金華山］

気仙沼市南部から牡鹿（おじか）半島・金華山に至るリアス式海岸の公園であり、陸中海岸国立公園の南に続く位置にある。海岸線は複雑に入り組み、張り出した岬は断崖となり、南部には江ノ島列島や金華山、網地（あじ）島などの島嶼（とうしょ）も多い。

内湾の砂浜は小規模だが、海水浴場として利用され、石英粒を多く含む十八成浜（くぐなりはま）などは鳴き砂で知られる。また、湾内ではホタテやカキの養殖漁業が盛んである。

牡鹿半島先端にある金華山島はモミやブナの自然林が残り、野生のニホンジカとニホンザルが生息する。また、江ノ島列島の足島（あしじま）には、ウミネコやウトウなど海鳥の繁殖地もある。