医療と福祉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:48 UTC 版)
介護予防施設はあるが、福祉施設や医療機関は未設置である。間崎保育所は廃止後にデイサービスセンターに転用されたが2011年(平成23年)に閉鎖となった。医療機関に至っては島の歴史上一度も設置されたことがない。2008年(平成20年)までは志摩市立国民健康保険前島病院(現・志摩市立前島診療所)が巡回診療を行っていたが、志摩市立国民健康保険大王病院(現・国民健康保険志摩市民病院)との機能統合により終了し、阿児町鵜方の開業医が月1回日曜日にボランティアで訪問診療を行っている。2017年(平成29年)12月、島民の要望を受け三重県立志摩病院が月1回の巡回診療を導入することになった。慢性疾患を抱える島民もおり、重篤化すると本土の家族や高齢者向け施設へ転居を余儀なくされるケースが散見される。緊急時には自治会所有の救急艇を出動し、本土へ搬送する規定になっているが、高齢の島民は荒天時に出動できないのではないかという不安を感じている。
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