区画の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 19:02 UTC 版)
ベルン市(Stadt Bern)は6つの市区(Stadtteil)から成り、その下に32の統計地区(Statistischer Bezirk)がある。統計地区はさらに以下のような区分がされており、それぞれ異なる区分目的を有している。 市区(Stadtteil、6区):市内区(Innere Stadt、第一区)、レンクガッセ=フェルゼナウ区(Länggasse-Felsenau、第二区)、マッテンホフ=ヴァイッセンビュール区(Mattenhof-Weissenbühl、第三区)、キルヒェンフェルト=ショッシャルデ区(Kirchenfeld-Schosshalde、第四区)、ブライテンレーン=ロレーヌ区(Breitenrain-Lorraine、第五区)、ビュンプリッツ=オーバーボッティゲン区(Bümpliz-Oberbottigen、第六区)。最近の境界変更は2001年で、ボインデンフェルト統計地区が第五区から第四区に変更となった。 統計地区(Statistisch Bezirk、32区):市政の統計的評価のために1960年から設けられており、各種の年報の最小単位である。口語では地区(Quartiere)と呼ばれることがある。 大地区(Gebräuchlich Quartier、114区):ベルン市の市区行政委員会と協働して、より地元に密着した行政を展開するために、2011年に改定された行政単位。大地区ごとに格差が生じないようにするため、可能な限り均一の規模で市区を区分している。統計地区と同名のことがあるが、まったく別の区分であり、地図上の範囲も一致しない場合が多い。 小地区(Kleinquartiere、792区):大地区と同時に2011年に改定された、最小の行政単位。地域密着型の同質な行政のための単位であり、個人情報が特定されてしまう程度小さな単位なので小地区の統計は公表されない。 学区(Schulkreise、6区):学校教育の方針を決定し、学校を運営する。市区の区分と多少異なる部分がある。 文化財保護区(Denkmalpflege Quartiere、12区) 企業国勢調査区(Betriebszählungsquartiere、164区):1975年の連邦企業国勢調査の際に定められ、労働状況の評価を行う。 国勢調査区(Volkszählungsquartiere、292区):1980年の連邦人口家計国勢調査の際に定められ、可能な限り同質の1000人以下の住民を単位とする。
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